平成21年度(2009年度) 新人教育研修 一覧

 

平成21年度(2009年度) 新人教育研修 一覧

  日程 施設名 内容・テーマ・仮題
第1回 7月29日(水) 北原脳神経外科病院 バイタルとリスク管理
第2回 9月29日(水) 北原脳神経外科病院 呼吸の基礎と理学的所見
第3回 11月11日(水) 永生病院 教科書では学べない摂食嚥下障害の基礎
第4回 平成22年
2月10日(水)
永生病院 明日から始められるシーティング

平成21年度 第4回 新人研修プログラム -実施講習会等の概要-

 

テーマ: 明日から始められるシーティング

開催概要

第4回新人研修プログラムの様子1

開催日:   平成22年2月10日(水)
会 場:   永生病院 リハビリ室
参加人数:  25名
講 師:   岩谷清一先生
      (永生会 法人本部リハビリ統括管理部
       教育担当係長 作業療法士)

内容

第4回新人研修プログラムの様子2

1.永生会におけるシーティング・クリニックの目的
 ・身体機能・生活環境に適した座位保持姿勢を提供するための、
  入院から在宅までの一貫した車いす適合サービスの構築。
 ・シーティングクリニックの流れ
 ・必要性の判断⇒アセスメント・シートの作成⇒適合の実施⇒
  試用⇒再評価⇒レンタル・購入/再適合

2.車いす適合の考え方
 ・評価の視点: 端座位―臥位―車いす座位
 ・端座位での評価: Hofferの分類
  1.手の支持なしで可
  2.手の支持ありで可
  3.座位不能
 ・マット上臥位の評価:
  基本肢位、腰部・骨盤の可動性、股・膝関節屈曲(⇒車いす種類選定)
 ・身体寸法の計測:
  臀部の幅(座幅)、臀部後縁-膝窩(座奥行)、靴底-膝窩(座-フットサポート)、
  座面-膝頭(アームサポート長)、座面-肩甲骨下角(もしくは肩峰)(バックサポート長)
 ・選定・適合:
  目標とする座位姿勢の再現、身体寸法の測定値を目安とした調節、
  試乗中の生活場面の評価、圧計測
 ・車いす座位能力分類にあわせた車いす・クッションの選び方

3.明日から始めるシーティングのヒント
  個人専用の車いすを設定する。デモ品を借り結果のフィードバックをする。
  病棟スタッフを巻き込む。物品の導入方法を考える。仲間を増やす。講習会等への参加。

4.症例報告
 ・4例 褥瘡治癒 機能回復 在宅復帰支援 生活圏の拡大

5.モジュラー型・ティルト・リクライニング型車いす製品のプレゼンテーション
  (協力企業: 日本オートランニングシステム(株)、フランスベッド(株)南多摩営業所、
   (株)ハートウェル相模原店、(有)十字会ケアステーション の各社様)

感想

  • 車いす座位姿勢の重要さを認識しながらも、シーティングまでできていないのが現状でした。クッションの検討や部位調整を行ってより患者さんが過しやすい環境を作っていきたいと思いました。
  • 改めてシーティングの大切さを実感しました。自分だけでなくまきこむ発想が大切だとよくわかりました。
  • どうしても施設での金銭面での協力が得られない状況です。理事等の意識を変えることも大切だと思いますし、人に車いすをあわせることも本当に大切なことだと思いますが、現実をみると少々あきらめてしまう所も正直あります。
  • 離床時間の延長がシーティングにより図れるという具体的な話を聞けたので明日より試みていきたいと思います。
  • デモを混えてわかりやすかった。説明の仕方も丁寧で理解しやすかった。シーティングの理解と同時に考え方を浸透させることが重要だと思いました。
  • シンプルな内容を時間をかけて経験することができました。
  • あまり自分で勉強しない分野なのでとても勉強になりました。
  • わかりやすくシーティングを学ぶことができありがとうございました。
  • 車いすの種類も含めて知識が必要と思いました。
  • シーティング・クリニックの活動・運営を参考にさせて頂きます。
  • 新しい車いすがみられた良かったです。またとてもよい復習となり、エネルギーも得られました。
  • もう少し開催時間が遅いほうがありがたい。
  • 夕方でもあり実技が多いほうがよい。

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平成21年度 第3回 新人研修プログラム -実施講習会等の概要-

 

テーマ: 教科書では学べない摂食嚥下障害の基礎

開催概要

第3回新人研修プログラムの様子1

開催日:   平成21年11月11日(水)
会 場:   永生病院
参加人数:  58名
講 師:   下平由美先生
      (永生病院 リハビリテーション部
       言語聴覚療法部門 教育士長)

内容

1.はじめに
2.摂食嚥下とは
3.正常な摂食嚥下
  摂食嚥下の5期(先行期、準備期、口腔期、喉頭期、食道期)
4.摂食嚥下障害の評価・診断
  スクリーニング(RRST,MMST,FT 等)
  嚥下造影検査(VF) 嚥下内視鏡検査(VE)
5.摂食嚥下障害への対応
  誤嚥のタイプ
  嚥下障害のチェックポイントとアプローチ
6.症例を考える
  「胃に穴を開けるだけの簡単な手術ですから」(医師)
  「ではまず父の前に私の胃に穴をあけて下さい」(息子)
  「私に嚥下の評価はできていたのか・・・」(新人ST)

感想

  • 教科書では得られない事を学べました。また、実際に体験しながら学べたのでよかったです。
  • 最後の症例紹介とほとんど同じエピソードを、新人STとして経験していました。お話を聴きながら、涙が出そうになりました。RSSTのみしか行ってきていなかったり、PEG増設になっていたり・・・、まだ時間が残されているので、明日からもう一度自分にできることをしていこうと思います。
  • 摂食・嚥下ときいて難しい印象を受けていましたが、まず自分の体で起きていることを基本に考え、それを元にアプローチしていけばいいということを再確認しました。「目の前の患者さんをあきらめずにみる」という言葉を心に留めていこうと思います。
  • 多職種でディスカッションできる内容だったので勉強になりました。職場に持ち帰って、伝達しようと思います。
  • リハスタッフの視点がわかり、新鮮でした。普段聴けないような専門的な話が聴けてよかったです。
  • 最後の症例では非常に心に響きました。私もSTが介入していない症例を担当しましたが、意識レベルが低く、すぐにPEG増設になりました。しかし、PEG増設後すぐにSTが介入し、常食を摂取するまで可能になりました。私が早くリハ医師に相談していれば、結果が変わったかもしれないと感じました。
  • 看護師として見る視点とは違う事も多く、はっとすることもありました。食事介助の仕方も変わってくると思います。何が問題なのか、考えながら接していきたいと思います。
  • むせる→胃瘻と短絡的に思ってしまうのは危険であることを考えさせられました。
  • とても密度の濃い講義を、楽しく、しかもわかりやすく拝聴させて頂きました。下平先生の言葉の重みをしっかりと受け止めて、机上で学んだ知識(グライダー)を臨床場面(飛行機)で活用したいと思いました。本日は興味深いお話をどうもありがとうございました。
  • 「あきらめるな」の一言は、とても大切で重要です。「出来る」という前提でなく、「何が出来ないか」という眼で見ていけるようにしていかなければと思いました。
  • グループ内のコミュニケーションも考慮して下さったので、楽しく学ぶことができました。話が上手で聴きやすかったです。

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平成21年度 第2回 新人研修プログラム -実施講習会等の概要-

 

テーマ: 呼吸の基礎と理学的所見

開催概要

第2回新人研修プログラムの様子1

開催日:   平成21年 9月29日(水)
会 場:   北原脳神経外科病院
参加人数:  60名
講 師:   倉田考徳先生
      (北原脳神経外科病院
       リハビリテーション科 科長 理学療法士)

内容

第2回新人研修プログラムの様子2

呼吸とは
 生きる上で必須の呼吸とは一体何なのか
O2とCO2の役割
 酸素と二酸化炭素とは一体何なのか、正常とは何か
O2とCO2の異常(呼吸不全)
 酸素と二酸化炭素の異常所見とその意味について
低酸素血症の原因
 低酸素になる要因と病態について
高炭酸ガス血症とは
 高炭酸ガス血症の原因
 二酸化炭素の排出不全の原因とその病態について
理学的所見(聴診/打診/視診/触診/バイタルサイン)
 ベットサイドでの評価方法
まとめ

感想

  • 現在担当している患者様の呼吸状態と照らし合わせて聞けたので良かったです。
  • O2とCO2の区別がつきにくく混同してしまいがちなため、整理していく必要があると思いました。
  • STも呼吸に関わるにもかかわらず、知識としてほとんど持っていなかったと痛感しました。
  • 理学所見の見方のデモも加えて頂き、とても分かりやすかったです。
  • 苦手でとっつきにくかった部分をわかりやすく説明して頂き、大変勉強になりました。
  • 多くの病院が交流できる良い機会だと思いました。今後も継続して頂けたらと思います。
  • バイタルの数値的な異常の部分は臨床的に意識して対応を考えていましたが、その対応に対する理論立てが不十分であったことに気付きました。
  • 実際には運動前後で状態が大きく変動する患者様もいますので、そういった際にどう考えるかというきっかけになりました。

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平成21年度 第1回 新人研修プログラム -実施講習会等の概要-

 

テーマ: バイタルとリスク管理

開催概要

第1回新人研修プログラムの様子1

開催日:   平成21年 7月29日(水)
会 場:   北原脳神経外科病院
参加人数:  68名
講 師:   倉田考徳先生
      (北原脳神経外科病院
       リハビリテーション科 科長 理学療法士)

内容

第1回新人研修プログラムの様子2

バイタルサインとは
 バイタルサインの意味について
リスク管理とは
 バイタルサインとリスク管理の関係
 リスク管理の留意点について
血圧(血圧とは/計算式/異常所見/ショック)
 血圧は何を示しているのか、また異常値とその対処について
脈拍(心拍数とは/異常所見/拍出量と心拍数/運動処方)
 脈拍は何を示しているのか、また異常値とその対処について
呼吸(呼吸とは/異常所見/SAT/酸素解離曲線/呼吸不全)
 呼吸とは何なのか、異常所見とその対処方法について
まとめ

感想

  • 基本的な事ですが、普段数字だけにとらわれすぎて、なぜそうなるのか・・・ということがわかり、臨床でも見方が変わると感じました。
  • 忘れていた内容を再度復習出来たため、明日からのリハビリに生かしていきたいと思った。
  • 明日から臨床の場で使える内容だったので、良かったです。この様な場を開催して下さった倉田先生はじめ他スタッフの皆様に感謝します。
  • 基本的であると同時に最も大事な内容を分かりやすくご講義いただきとても勉強になりました。
  • もう少し応用的な部分も含めて頂けると更に勉強になると思いました。
  • バイタルサインのモニタリングの意味と、そのメカニズムについて再認識することができました。ありがとうございました。
  • OT1年目であり、バイタルサインについて詳しく学ぶ機会もなく、今回の講義は大変よい経験となりました。ありがとうございました。
  • ありがとうございます。大変勉強になりました。日々の臨床の中で実践していきたいと思います。 すごく分かりやすかったです。もう少し時間が遅ければありがたいです。

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